日時2022年9月27日(火)  8:30〜11:45
場所手賀沼遊歩道、鳥の博物館、水の館研修室
内容

 今年度の会の事業計画で新たに「次世代育成プログラム」に取り組むことになりました。その一環として、6月24日に奥手賀ツーリズムが主催する、小学生向けの校外学習プログラム「手賀沼スクールヤード」への参画の是非を検討するため、我孫子第四小学校の探鳥プログラムをトライアルで実施しました。その結果、良好な手ごたえがあったので、7月の役員会に「手賀沼スクールヤード」に参画を提案し、承認されました。

 9月27日、柏第一小学校の児童20名を迎えて、役員会決定後の最初「手賀沼スクールヤード」が実施されました。最初に双眼鏡の使い方や探鳥の注意事項を説明した後、児童が当日観察できそうな鳥を予想してビンゴシートを作成し、秋晴れの空の下、水の館を出発して水生植物帯まで手賀沼遊歩道を往復、現れた野鳥を観察しました。双眼鏡で鳥を見るのは初めての子供たちがほとんどで、カラスやスズメを見ても歓声が上がり、スタッフの望遠鏡を覗くと、すぐ間近に見える鳥の姿に驚いていました。75分ほどの探鳥時間はあっという間に過ぎてしまい、10時40分に「鳥の博物館」に集合。学芸員の方に手賀沼周辺の野鳥について説明を受けました。

 その後、水の館3階の研修室に移動して鳥合わせを行いビンゴの数を確認、最高で4ビンゴを達成した子が数名いました。鳥合わせの後は鳥の名前当てクイズ「この鳥なーに?」に挑戦してもらいまいたが、全問正解者が3名出たのは探鳥を行った成果が現れたのではないでしょうか。

 クイズに続いて手賀沼周辺の環境と野鳥との関係、そして食物連鎖と生態ピラミッドについての話をし、最後には参加者に野鳥カードをプレゼントしてプログラムを終了しました。

 「手賀沼スクールヤード」にご協力いただいたスタッフの皆さんにお礼を申し上げます。

報告 関口英治

認めた鳥

※鳥名をクリックすると野鳥図鑑をご覧いただけます。もう一度クリックすると戻ります。(ドバト以外)

アオサギオオバンカイツブリカルガモカワウカワセミキジキジバトコガモコブハクチョウシジュウカラスズメダイサギチュウサギ、 ドバト、 ハクセキレイハシブトガラスハシボソガラスヒヨドリムクドリモズ   (50音順)
計22種(ドバトを含む)
参 加 者29名(児童20名、引率教師2名、奥手賀ツーリズム1名、当会スタッフ6名)


水の館前に全員集合


ビンゴシートで出そうな鳥を予想


杭にとまるカワウ


田んぼにチュウサギ


鳥合わせでビンゴ数をチェック


鳥の名前当てクイズにも真剣に取り組みました