探鳥風景
日時2023年2月5日(日) 9:30〜12:00  
快晴、微風
内容

 NPO法人亀成川を愛する会主催、恒例2月第1週日曜日開催の「亀成川流域の里散策シリーズ『冬鳥を探そう』探鳥会は今年で第23回となります。昨年はコロナ禍により中止となりましたが、本年は快晴の下、2月5日に開催され、今年も当会が探鳥指導を行いました。

 長年、慣れ親しんだ探鳥コースですが周辺の開発が進み、この数年、毎年のごとく野鳥の出現数が減り続けています。その上に本年は探鳥コース上に鉄塔建設、送電線敷設工事が進行中で、コース上の葭原に工事用側道が設けられ鉄板が敷き詰められています。例年通りの探鳥が可能か否か危惧されたため、本番直前に主催者と当会担当幹事で急遽下見を行いました。下見結果、それなりに野鳥観察が可能であることを確認し、本番当日は日曜日のため工事が行われていないこともあり、予定通り開催することとなりました。

 この探鳥会は、印西市を中心に一般市民の方に人気のイベントで、今回も定員30名の参加者公募に対し、募集開始数日で定員オーバーとなり受付終了、結果、定員の約2倍の家族連れの市民の皆様が参加されました。当会からは10名の会員が探鳥指導で参加しました。

 スタッフは8時50分集合、一般参加者は9:30に牧之原地域交流センター駐車場に集合です。
集合した参加者は、野鳥ビンゴ記入用紙に本日観察できそうな野鳥名を思い思いに記入して開会を待ちます。
主催者甲斐副理事長の開会挨拶後、手賀沼流域フォーラム竹内事務局長より企画趣旨、当会より双眼鏡の使い方を説明し、準備が整ったところで4班に分かれてAコース、Bコースの2コースで探鳥に出発です。

 公園池でまず期待のオシドリを観察します。「オシドリはどこ?」、「いたいたオシドリが・・」スコープで見ることができたオシドリに子供たちが声を挙げます。

 調節池の水鳥を見たあと、樹林の中を歩きます。
年々開発が進み、散策路のまわりは住宅や、事業所、駐車場等が開発され、明るくきれいになりました。しかしながら、年ごとに鳥影は薄くなり、子供たちに満足してもらえるか多少不安でしたが、アオジ、イソヒヨドリの出現もあり、それなりに満足頂きました。
古新田川流域の里山を散策します。例年に比べ鳥の数は減っていますが、帰路には、モズ、ホオジロ、カシラダカ、ツグミも出てくれました。 探鳥指導の私たちもほっと一安心です。

 結果として前回の30種までは届きませんでしたが、今年も29種の鳥たちに会うことができました。5ビンゴ以上の高得点の子供たちも多くおり、殆どの参加者が複数ビンゴを達成し、野鳥カードをゲットして子供たちも大満足でした。 主催者大西副理事長の閉会のご挨拶で12時に散会しました。

報告 相良直己

認めた鳥

※鳥名をクリックすると野鳥図鑑をご覧いただけます(カワラバト以外)。もう一度クリックすると戻ります。

オシドリマガモトモエガモキジバトカワウダイサギアオサギトビオオタカノスリコゲラモズハシボソガラスハシブトガラスシジュウカラヒヨドリウグイスエナガメジロジョウビタキツグミイソヒヨドリスズメハクセキレイセグロセキレイカワラヒワホオジロカシラダカアオジ、 カワラバト
計29種(番外:1種)
参 加 者75名(うち亀成川を愛する会スタッフ7名、当会会員10名)

 亀成川を愛する会ホームページ 探鳥会案内へのリンク 



デッキからオシドリ観察

 

オシドリ登場

 

アオジが出た

 

鳥合わせ

 

ビンゴを確認

 

野鳥カードをプレゼント

 


撮影 相良 直己