探鳥風景

日時2023年9月2日(土) 9:30〜12:00
場所手賀沼親水広場、手賀沼遊歩道
内容

芝浦工業大学柏中学高等学校の中学1年生の「手賀沼研修」が9月2日に実施され、研修のプログラムの一つであるバードウォッチングで当会スタッフが探鳥指導を行いました。「手賀沼研修」は中学1年生全員が対象となり、生徒180名、教師8名と当会会員14名が参加する大規模なバードウォッチングとなりました。さすがに200名を超える人数が一度に回るのは無理があるので、時間帯を9:30〜10:30の回と11:00〜12:00に分け、さらに各時間帯の参加者を5班に分けて親水広場周辺を回る計画としました。
初めに双眼鏡の使い方や探鳥の注意事項を説明したあと、1班から3班は親水広場から展望デッキを経て、手賀沼遊歩道から親水広場を時計回りに歩き、4班・5班は親水広場を西に向かい、釣り堀付近の遊歩道に出て、そこから同じく時計回り歩くことで、なるべく密集を避けるルートにして手賀沼の野鳥を観察しました。
夏枯れの時期で観察できた鳥の種類はあまり多くはありませんでしたが、オオタカの飛翔や杭に止まるミサゴといった猛禽が見られ、フィールドスコープで間近に見るダイサギやカワウなどのリアルな表情に、生徒たちの歓声が上がりました。
探鳥終了後は水の館の玄関付近の日影で鳥合わせを行い、プログラムを終了しました。鳥合わせの時、幸運にも水の館の玄関わきの植木に営巣したヒヨドリが、雛に餌を運ぶ様子を観察することができ、生徒たちに野鳥の育雛の一端にも触れてもらうことができました。

厳しい暑さの中、ご協力いただいたスタッフの皆さんにお礼を申し上げます。

報告 関口英治

認めた鳥

※鳥名をクリックすると野鳥図鑑をご覧いただけます。もう一度クリックすると戻ります。(ドバト、マルガモ以外)

アオサギイソヒヨドリオオタカカワウカワセミカワラヒワキジバトコゲラコサギシジュウカラスズメセグロセキレイダイサギツバメ、 ドバト、 トビハクセキレイハシブトガラスハシボソガラスヒヨドリ、 マルガモ、 ミサゴムクドリメジロモズ (50音順)
計25種(ドバト、マルガモを含む)
参 加 者202名(生徒180名、引率教師9名、当会スタッフ14名)