日 時 | 2025年6月1日(日) |
内 容 |
前日の土曜日の雨があがり、風もあまりなく昼頃からは陽も出てきて絶好の探鳥日和となったこの日、参加者17名が車5台に分乗して、朝8時に我孫子駅北口を出発、途中道の駅「発酵の里こうざき」で休憩をとった後、最初の探鳥地、甘田へ向かいました。甘田へ向かう途中の水田のわきの電信柱の上にサシバがとまっているのを認めました。甘田では、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカが盛んに鳴き、飛ぶのを観察しました。そして、目当てのコジュリンが飛び、葦の穂先にとまるのを見ることができました。西の洲の水田では下見で確認できたセイタカシギがこの日はおらず、シギを認めましたが種類を確認できませんでした。そこから直売所浮島に寄り、トイレ休憩と買物を済ました後、妙岐の鼻に向いました。妙岐の鼻では、オオセッカが鳴きながら飛び、葦にとまるのをまぢかに観察できました。 妙岐の鼻の駐車場で昼食を済ました後、印旛沼に向いました。印旛沼では、ヨシゴイが盛んに飛び、まぢかの葦にとまってその優美な姿を見せてくれました。また、水辺でオオバンがマガモに襲いかかる様子も見られました。遠く対岸の上を、クロハラアジサシが飛ぶのも認められました。 最後に「ふれあいプラザさかえ」で鳥合わせを行い、下記の36種+2種を確認しました。その後、振り返りを行い、「セッカはスズメ目セッカ科で、オオセッカはスズメ目センニュウ科であり、分類上科が異なる」「コジュリンは希少種で、分布が局地的」などが話題になりました。 報告 和田 敏男 |
認めた鳥 |
カルガモ、マガモ、キジ、ホトトギス、バン、オオバン、ヒクイナ、カイツブリ、コチドリ、クロハラアジサシ、カワウ、ヨシゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ミサゴ、トビ、サシバ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、コヨシキリ、オオセッカ、セッカ、ムクドリ、
スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュリン、シギsp 計36種 番外:コジュケイ、カワラバト(ドバト) |
参 加 者 | 17名 |
探鳥風景(甘田)

オオセッカの飛翔 *

探鳥風景(妙岐の鼻)

探鳥風景(印旛沼)

ヨシゴイ *

ミサゴ

撮影 関口英治、渡邉俊文(*)