日 時 | 2025年1月18日(土) 7:30〜17:30 晴れ |
内 容 |
計画当初は降雪など荒天候を心配したが、好天が続いて心配は稀有に終わり、晴天の中での探鳥会となった。この探鳥会は2018年以来7年ぶりと久しぶりの実施であり、直前に1名のキャンセルが出たものの参加者23名、車6台で予定通り7時30分過ぎに我孫子駅前をスタートした。 国道294号線を一路栃木県真岡市方面(井頭公園所在地)に進み、途中で「道の駅しもつま」でトイレ休憩、第1号車は10時過ぎに現地に到着し、後続車を待って10時20分には全員集合、探鳥会をスタートした。 井頭公園は広大な自然公園で、園内中央にある井頭池を囲んで丘陵地と雑木林が広がり、大きなプールやグランドなどのスポーツ施設、ボート池、バラ園、井頭池には「鳥見亭」なども整備された総合的なレジャー施設でもある。園内が広いこともあり、参加者をA,B二班に分けて、中央にある池を時計回りと反時計回りで回り、最後に観察できた鳥種の数を競うバードソンを実施した。 先ずは全員で鳥見亭に向かうと遊歩道でルリビタキが見られ、鳥見亭では現地の情報収集を行い、何処でどんな鳥を見られるかを確認した。続いて、鳥見亭脇のカモ類スポットでオナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモなどを観察した。特筆はトモエガモとオナガガモの交雑種で、滅多に見ることがない不思議でとても美しい交雑カモを全員で確認した。その後は二手に分かれて探鳥に移った。 この後の報告は、報告者がA班だったため、A班中心となるのをご容赦願う。下見ではとても小鳥の数が少なく、本番が心配だったが、やはり鳥の気配が少ない中でも遊歩道を歩き出すと最初にエナガの群れに遭遇し、池のカモを見ながら探鳥が進んだ。途中の休憩場所で昼食をとり、後半からはトラツグミやカケス、アカゲラなど、井頭公園らしい鳥が何度か現れた。また、池では何度かカワセミが飛んだり、木に止まったりした。途中でB班と出会い、ソウシチョウが見られるなどの情報を聞くが、残念ながら出会えず。終盤になると、池で間近に泳ぐミコアイサを観察し、集合時間の14時30分少し前に鳥見亭に戻ると、丁度B班も同時に戻ってきた。 駐車場に戻って鳥合せをすると、A・B両班が認めた鳥は33種、A班のみは4種、B班のみは5種、合計では41種+番外(外来種)1種という結果だった。バードソンは、A班37種、B班38種とB班が1種差で勝ちとなった。全般的に鳥は少なかったが、鳥見亭で得た情報の鳥をほぼ観察でき、まずまずの鳥果となった。 15時頃には現地を出て帰路につき、途中で「道の駅にのみや」で特産品の「いちご」を買って、楽しい探鳥会をここで解散した。 報告 桑森 亮 |
認めた鳥 |
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ミコアイサ、キジバト、オオバン、カイツブリ、カワウ、アオサギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、トラツグミ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ウソ、カシラダカ、アオジ、トモエガモ×オナガガモ交雑種、マガモ×カルガモ交雑種 計41種 番外:ソウシチョウ |
参 加 者 | 23名 |
探鳥風景
ルリビタキ
トモエガモ×オナガガモ交雑種
カワセミ(W)
カケス(W)
撮影 渡邉俊文(W)、岩本 二郎