探鳥風景

探鳥風景 撮影:岩本 二郎

日  時2024年12月8日(日)9:00〜12:00 晴れ・無風 気温5〜12℃
内  容 晴天で風もほとんどない探鳥日和で、参加者40名、車10台でスタートした。 この日の探鳥会は、前日の下見結果が上沼ではカモがほとんど見られず、下沼でも広い水域ではカモが少なく、東側に多く見られたことを考慮し、探鳥ルートを通常と変更し、五本松公園〜手賀沼遊歩道(湖北集水路河口)〜手賀沼遊歩道(東端)〜曙橋、というルートを選択した。このコースの狙いは、五本松公園では森林性の小鳥を探し、農地を経由し、手賀沼遊歩道では沼の水鳥を探すというもの。
前日の下見では下沼中央部にオシドリの群れが見られたこともあり、期待を胸に先ずは五本松の駐車場に到着。早速、探鳥をスタートすると、下見では見られなかったルリビタキを観察、手賀沼遊歩道に出ると湖北集水路河口でカワセミとクイナを見るなど、幸先が良い。手賀沼でもヒドリガモやマガモが葭原回りを動いており、足が止まる。農地に目を向けると、電柱上にはチョウゲンボウが見られた。
手賀沼東端の遊歩道を探鳥しつつ歩き、曙橋では湖面を動くミコアイサやホシハジロが観察できた。ここでは、手賀川に浮かぶ一羽のカンムリカイツブリが顔に幼鳥の縞模様が残っており、手賀沼では珍しい観察になった。
時間も押し迫り、曙橋から元のルートを戻って11時過ぎには出発地点の駐車場に着き、探鳥を終えた。市役所前の鳥合せでは、この時期としてはまあまあの結果となり、その後に振り返りの意見交換を行い、12時少し前には探鳥会を無事終了した。
今シーズンはカモ類が少ないようで、今月は通常とは異なる探鳥コースを選択したが、来月以降はどうなるか、カモをはじめとする水鳥の出現如何によるのだろうか。

報告 桑森 亮

認めた鳥 キジ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、バン、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン
計44種 番外:カワラバト(ドバト)
参 加 者40名