日 時 | 2022年9月23日(金・秋分の日) 9:30〜16:00 |
場 所 | 運河水辺公園 〜 におどり公園 〜 新川耕地 〜 東京理科大理窓会記念公園 |
内 容 |
本探鳥会は、我孫子・柏周辺近場探鳥会シリーズの一環として昨年9月に企画されたもののコロナ禍で中止を余儀なくされた「流山運河水辺公園&野田理窓公園探鳥会」のリベンジ探鳥会でした。今回は名称を「新川耕地周辺探鳥会」と改め、新川耕地周辺でシギ類や猛禽をじっくり観察することを主目的としました。
前日夕方時点で雨の予報だったため中止連絡をしましたが、翌日早朝は曇り空、予報も午後までも曇天に変わっていました。急遽連絡し直し、運河駅改札集合時間を40分遅らせての開催となりました。連絡がつかなかった等の理由で参加できなかった皆様には改めてお詫びいたします。なお、下見の結果、午前の新川耕地と午後の理窓公園を徒歩でまわると15km近くになることが判明したため、午後の部は自由参加とすることにしました。 【午前の部】 運河水辺公園 ― におどり公園 ― 新川耕地 東武線鉄橋近く、利根運河沿いに位置する運河水辺公園で、さっそくセグロセキレイの歓迎の挨拶を受けたが、水辺に浮かぶのはカルガモの集団のみ。工業団地脇のにおどり公園近くのゴルフ練習場のネット支柱にハヤブサ、少数の目利きがキセキレイの姿を確認。公園内に2,3人のカメラマンの姿。さてはと思って桜の枝を注視すると、桜の枝を縫って飛びすぎるツツドリの影。参加者一同「来た甲斐があったね」とにっこり。ファンケル工場脇を通って新川耕地に入ると、遠くに飛び交うサギのシルエット、チュウサギか? 畔道を歩いていると、茂みの影から突然飛び立つタシギ。背中の模様がはっきり見えた、嘴が長かった、翼の白が目立ったと、参加者は見た位置に応じて様々な印象を受けたようだ。上空を見上げると、ゆったりと旋回するサシバの姿、そしてノスリが現れる。12時半頃、におどり公園に戻って午前の部の鳥合わせと昼食。その間ツツドリが再び現れるも枝にじっとしていることなく飛び去った。【午後の部】 東京理科大理窓会記念公園 におどり公園から理窓会公園に向かう途中、運河沿いの木の枝でオナガ、水辺公園でコガモが2羽。理窓公園には期待したほどの鳥はいなかったが、最近まで遅い子育て中だったというカイツブリが巣の上で休んでいる。ハクチョウの池では水面に垂れ下がった柳の枝にカワセミ。理科大出口の鉄橋で午後の部の鳥合わせをしてから午後3時頃解散。結果として、最後まで雨にあうこともなく期待以上の成果を挙げることができました。 報告 千葉 洋 |
認めた鳥 |
カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、ツツドリ、タシギ、イソシギ、トビ、サシバ、ノスリ、カワセミ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、オナガ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、カワラヒワ 計33種 番外:カワラバト |
参 加 者 | 19名 |