探鳥風景
日  時2022年4月29日(金・昭和の日)
内  容  下見時に予定していた登山コース(深峰遊歩道)に向かう道路が工事で通行止めになっていることがわかり、他の登山コースをあたってみましたが探鳥に適したルートがなく、今回、筑波山は諦めて雪入ふれあいの里でゆっくりと探鳥する事にしました。前日の予報で天気が心配されましたが、午前中の降水確率が20%と低かったので実施を決定しました。
 当日7時過ぎ、イソヒヨドリに見送られて我孫子駅北口を出発、雪入ふれあいの里駐車場でシジュウカラとホオジロの出迎えを受けて8時30分に探鳥を開始。池のある場所まで登る途中、聞こえてきた美しい鳥の声に耳を澄ませると、樹間を飛び回るソウシチョウの姿を見つけました。風の池までたどり着くと対岸の木にとまるハヤブサを発見しましたが、しばらくすると飛び去ってしまいました。その後オオルリの声がしたのでみんなで探すと、木のてっぺんの枯れ枝に雄が2羽止まっているのが見つかりました。次に向かった鳥の池でコガモなどを観察しながらハヤブサが戻ってくるのを待ちましたが、戻る気配がないので引き返すことにしました。帰路、キビタキの声が間近に聞こえたので、姿を探しましたが残念ながら見つけることはできませんでした。
 ネイチャーセンターに戻ったのが10時半だったので、小町の館がある小野の里まで足を延ばしてハイキングコースを歩きだしたのですが、雨が降り始めたので戻り、お休み処で昼食と鳥合わせをしました。帰り支度をしていると、サシバ、キセキレイ、ハシボソガラスが現れて3種が追加となりました。行動中はあまり雨に濡れることもなく、期待のオオルリと声だけでしたがキビタキにも出会えました。

報告 高波宣子

認めた鳥 カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、サシバ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、イソヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 計25種 番外:ソウシチョウ
参 加 者16名

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ハヤブサを探す

ハヤブサを探す

撮影:桑森亮


ハヤブサ

ハヤブサ

撮影:吉田隆行


オオルリが2羽

オオルリが2羽

撮影:吉田隆行


コガモを観察

コガモを観察

撮影:桑森亮