日 時 | 2020年1月19日(日) 8:00〜15:15 晴れ |
内 容 | 午前8時に我孫子駅北口に集合、6台の車で、別所に向け出発。8:40頃牧の原地域交流センター駐車場に到着。別所谷津田公園の上池でオシドリを探す。ホシハジロ群れ、マガモが見えるがオシドリはなかなか見えない。見ていると池の斜面、池に覆いかかる木の枝の下にいることが判る。暫くすると銀杏羽の♂と地味な♀が池の中に泳ぎ出した。下池に回ると遠くに泳ぐオシドリの群れが見える。ここでは30羽位のオシドリが越冬しているようだ。9:50頃牧の原公園と滝野公園の間の調整池でヨシガモを見る。逆光ではよくわからなかったが、順光で間近で見ると♂のナポレオンハットが綺麗に見える。 9:30頃本埜に向け出発、10:50頃のハクチョウ飛来地に到着。コハクチョウ約200羽は池の隣の二番穂の田で休んだり、挨拶したり、採餌している。その中にオオハクチョウ3羽が混じっている。いつもいる数千羽のオナガガモが今日は見られなかった。周りの乾田でタヒバリ、ヒバリなどを観察する。 11:10頃印旛沼に向け出発。11:30頃吉高揚排水機場着。11:50頃まで水鳥、モモイロペリカン等を観察し、次の印旛沼堤防に着く。ここでオナガガモ、マガモ、ホシハジロの群れの中にトモエガモ、ミコアイサを探す。1/13の下見の時近くで見られたトモエガモの群れが見えない。フィールドスコープで沼の中央を探すと小さくトモエガモがいるのが判る。多くは休んでいるのでなかなか顔をあげない。顔を上げ横顔を見せると黄白色と緑黒色のともえ形の特徴ある斑紋が見える。奈良時代から味が良い、群れるのでアヂと呼ばれ江戸時代からトモエガモとも呼ばれるようになった鴨のなかでも風格があり、高貴な感じがし、親近感のある鴨をやっと確認できました。ミコアイサも泳ぐ、飛ぶ姿をみることができました。 12:40頃堤防発、甚兵衛公園12:50着。ここでやっと昼食。昼食後公園前の田、堤防を自由に散策。田の隅の葭原でベニマシコ、ハイイロチュウヒを観察する。 甚兵衛公園に戻り鳥合わせをし、14:20頃発で印旛沼の下井に着。堤防上から見ると、沼には多くの鴨、葦原上をV字に翼を開き滑空するチュウヒを、沼の中を泳ぐヒシクイ(亜種オオヒシクイ)2羽を見る。ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン等も観察出来た。最終鳥合わせをし、現地解散、15:15頃帰途につく。風もなく、この季節にしては寒くなく、手賀沼ではほとんど見られない種類の水鳥が多く観察出来た探鳥会でした。 報告 鈴木静治 |
認めた鳥 | キジ、ヒシクイ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、モモイロペリカン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タゲリ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 計63種 |
参 加 者 | 23名 |
探鳥風景(別所)
撮影:桑森亮
オシドリ(別所)
撮影:渡邉俊文
マガモ(別所)
撮影:渡邉俊文
コハクチョウ(本埜白鳥の郷)
撮影:相良直己
ヨシガモ(印旛沼)
撮影:渡邉俊文
モモイロペリカン(印旛沼)
撮影:渡邉俊文
チュウヒ(印旛沼)
撮影:渡邉俊文
探鳥風景(印旛沼)
撮影:桑森亮
参加したみなさん
撮影:桑森亮