日 時 | 2019年12月15日(日) 9:00〜14:00 晴れ |
内 容 | 車6台24名の参加者で、予定通り8時過ぎに我孫子駅を出発、1時間弱で最初の目的地の「菅生沼天神山公園」に到着。30分ほどは菅生沼の水面に浮かぶハクチョウとカモ類を観察した。コハクチョウが主でオオハクチョウも少数が見られ、沢山のオナガガモにマガモが混じる。ホシハジロやヒドリガモ、ハシビロガモはごく少数だった。ハクチョウは頭を潜らせて餌を採り頭が茶色くなっている。コハクチョウは飛び立ったかと思うと飛来してきたり、冬の青空に白い姿が映えた。 その後、菅生沼遊歩道を時計周りと反時計回りの2班に分かれて2時間余りを歩いて探鳥した。この遊歩道は約4.4qで飯沼川の土手と江川周辺の湿原林、川に架かる橋で構成しており、2本の小さな川と菅生沼(上沼)、葦原の周囲を囲んでいる。野鳥が好む自然環境だが、先の台風19号による増水で葦原や湿地林が水に沈み、かなりダメージを受けたようだった。鳥の数はやや少なかったが、チュウヒやオオタカなどの猛禽類が何度か葦原の上空を飛んでくれた。 天神山公園に戻って昼食をとり、午後は下沼の菅生沼ふれあい広場へ移動し、探鳥。ここでは、コハクチョウの他、イカルチドリ10羽余りが干潟で休んでおり、コチドリかイカルチドリかの検討が図鑑を見ながら始まり、最終的にイカルチドリで落ち着いた。タシギ4羽も葦の根本に隠れるように休んでいた。 1時間ほど探鳥した後、現地で鳥合わせを行い、14時過ぎに終了、解散した。 下見では鳥が少なかったため心配したが、当日は穏やかな日和の中で期待した鳥種もほぼ観察でき、のんびりと遊歩道の探鳥を楽しめた。 報告 桑森亮 |
認めた鳥 | キジ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、タシギ、イソシギ、トビ、チュウヒ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン (番外)ドバト、コジュケイ、マルガモ(マガモとカルガモの交雑個体) 計44種 (番外: 3種) |
参 加 者 | 24名 |
コハクチョウの羽ばたき
撮影:渡邉俊文
きれいなアイリングのオオハクチョウ
撮影:新堀正則
チュウヒの飛翔
撮影:新堀正則
賑やかだったオナガ
撮影:新堀正則
探鳥風景(これはイカルチドリ?)
撮影:桑森亮
全員集合
撮影:桑森亮