日  時2019年1月20日(日)
内  容午前8時に我孫子駅北口に集合、5台の車で、本埜のハクチョウ飛来地に8:45着。コハクチョウが殆どで当日606羽飛来中とのこと。その中のオオハクチョウ、アメリカコハクチョウを探す。ハクチョウに混じるオナガガモ、周りの乾田でタヒバリ、ヒバリなどを観察する。9:20頃印旛沼に向け出発。途中の農道でノスリ、チョウゲンボウ等を探鳥し、印旛沼土手下道路を通り、下井に着く。ここでは沼に浮かぶカモの大群が見られたが、逆光で種別の判定が出来ない。下見の時には午後の順光でトモエガモの大群が見られたが、今日は逆光で識別できなかったのは残念であった。杭に止まるミサゴ、チュウヒの飛翔が見える。一方、沼と反対側の乾田、田の端の茂みでは、オオヒシクイ、タゲリの群れ、ベニマシコ、カシラダカ等が観察出来た。下井から吉高揚排水機場に向かい10:30頃着。印旛沼の土手からヨシガモ、マガモ、バン、クイナ等を観察する。モモイロペリカン(24歳以上、1994年より印旛沼在住、図鑑に掲載、TVで紹介されたこともある)、カンタ君が見える。漁師さんの船が見えると飛び立ち船の近くに着水し泳ぐ。餌の魚を貰っているので、栄養状態も良いのだろう。野生での寿命は15~30年と言われている。11:20頃、管理道路を通り、土手上で探鳥する。ホシハジロの大群、ミコアイサ等水鳥を観察する。11:40頃出発、甚兵衛公園近くの直売場に駐車し、土手よりマガモの群れ等の水鳥を観察する。甚兵衛公園で昼食。昼食中にビンズイ、モズ、ツグミ等が芝生、木の枝に見える。12:40頃別所へ向け出発、13:20頃牧の原地域交流センターに駐車し、別所谷津公園のオシドリを探す。オシドリは池の斜面にいたり、池に覆いかかる木の枝の下にいたり、池の中の枯枝の上にいたりする。他の水鳥、更に池周辺の林にいるアオジ、メジロ、コゲラ、カシラダカ、ホオジロ等を観察し、15:30頃交流センターのロビーで鳥合わせをし、現地解散、15:50頃帰途につく。風もなく、この季節にしては寒くなく、手賀沼ではほとんど見られない種類の水鳥も観察出来た探鳥会でした。

報告 鈴木静治

認めた鳥ヒシクイ(亜種オオヒシクイ)、コハクチョウ(亜種コハクチョウ、亜種アメリカコハクチョウ)、オオハクチョウ、オシドリ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、モモイロペリカン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、バン、オオバン、タゲリ、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ノスリ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 計58種(亜種を含め59種)
参 加 者19名

コハクチョウ(コハクチョウとアメリカコハクチョウ)

コハクチョウ(コハクチョウとアメリカコハクチョウ)

撮影:間野吉幸



タヒバリ

タヒバリ

撮影:野尻清敬



オオヒシクイ

オオヒシクイ

撮影:野尻清敬



ベニマシコ

ベニマシコ

撮影:野尻清敬



漁を見守るモモイロペリカン

漁を見守るモモイロペリカン

撮影:野尻清敬



ヨシガモがそこかしこで休息していた

ヨシガモがそこかしこで休息していた

撮影:間野吉幸



ホシハジロの大群

ホシハジロの大群

撮影:間野吉幸



遠くの水鳥を観察

遠くの水鳥を観察

撮影:間野吉幸



カワラヒワの群れ

カワラヒワの群れ

撮影:間野吉幸



オシドリ・マガモ

オシドリ・マガモ

撮影:野尻清敬