日 時 | 2018年12月23日(日) |
内 容 | 今回は申込者が多く参加者は総勢34名。我孫子を7時に出発し、新大利根橋を渡って茨城県に入り、守谷市と常総市を北上し、最初の目的地菅生沼・上沼(坂東市)の「天神山公園」に到着。所要時間40分。 ここは葦や木々に囲まれた小さな湖沼。到着するとコハクチョウの大群が目に入り、今回の目的がこの大群を見ることにもあったので、一瞬安堵しました。毎朝7時に給餌している地元の保護団体の方が、今日の個体数は140羽、ほとんどがコハクチョウだがオオハクチョウ10羽、その他アメリカコハクチョウも2〜3羽含まれていると説明してくれた。湖沼に近づいてみると、確かにコハクチョウの中にオオハクチョウ、嘴の大部分が黒いアメリカコハクチョウらしき白鳥も確認できた。その他マガモ、オナガガモ、ホシハジロ等も観察でき、みな満足気でした。 この後下沼(常総市)の「菅生沼ふれあい広場」に移動。下沼は自然豊かな細長い湖沼、 これに沿って鉄板の歩道が敷かれている。ここを歩きながら探鳥すると、ここでも20〜30羽のコハクチョウの群れと、この中に1羽アメリカコハクチョウらしき白鳥も観察できた。また、向こう岸近くの沼地にはタシギやイカルチドリが餌をついばんでおり、道端の木々にはエナガやカワラヒワ等も観察できた。 次に最後の目的地、千葉県流山市を流れる「利根運河」に向かう。芽吹大橋を渡り、国道16号を経て駐車場のある「森の図書館」に到着、ここから徒歩で運河に向かった。 「利根運河」は利根川と江戸川を結ぶ全長8.5qの運河。堤防沿いを歩きながら運河を見下ろせるので野鳥を見つけやすい。最初にオナガの群れに遭遇し、みな感動した。この後も次々に野鳥が現れる。バン、オオバン、ヒドリガモ、ジョウビタキ、カワセミ、コサギ等々。中でもカワセミは長時間雄姿を見せてくれた。歩き始めて1時間半、昼食を済ませ駐車場に戻る。ここで鳥合わせをして解散した。13時。 報告 石渡成紀 |
認めた鳥 | キジ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、オオバン、イカルチドリ、タシギ、ツミ、ノスリ、チュウヒ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ 計45種 亜種 アメリカコハクチョウ 番外 カワラバト |
参 加 者 | 34名 |
コハクチョウと亜種アメリカコハクチョウ
撮影:落合聡
コハクチョウの飛翔
撮影:新堀正則
イカルチドリとタシギ
撮影:相良直己
利根運河のオナガ
撮影:新堀正則
カワセミ
撮影:落合聡
樹上のキジ
撮影:新堀正則
利根運河探鳥風景
撮影:相良直己