日 時 | 2018年3月18日 |
内 容 | 予定通り7時40分頃に我孫子駅を出発、途中道の駅「発酵の里こうざき」でトイレ休憩し、一路銚子へ向かった。下見で銚子マリーナ付近の海域で珍鳥コオリガモを確認していたため、最初に銚子マリーナへ行った。残念ながらスズガモの群れだけでコオリガモは見られなかったが、クロガモは観察。外川漁港から銚子第三漁港へと通常とは逆コースでカモメ中心の探鳥地を巡った。銚子漁港ではクロサギ、ウミウ、ヒメウ、カイツブリ類などの海辺の鳥とカモメ基本8種を、第三漁港ではクロガモ、ホオジロガモも観察できた。千人塚ではカモ類を観察したが、例年より種類も数も少なかった中で何とか防波堤外にシノリガモを確認した。今年はミツユビカモメが多いようで、漁港のどこでも近くを飛び交い、護岸に止まったり着水もしてくれ、久しぶりにワシカモメの堂々たる成鳥を観察できた。また、第三漁港でアイスランドカモメ又はカナダカモメ第1回冬羽と思われる個体を観察したが、種を確定できないため認めた鳥には入れなかった。 波崎漁港では、期待のウミスズメ、アビ類は残念ながら見られず、代わって思いがけずビロードキンクロが砂浜で休む姿を観察、他にはニシセグロカモメやウミアイサなど、往路道中では常陸利根川の葭原や湿地でカモ類数種とチュウヒの飛翔も観察できた。 お目当てのコオリガモはNGだったが、カモメ類はそれなりに観察でき、難しいながらもカモメ類の識別に挑戦し、手賀沼周辺では普段みられない海辺の鳥や夏羽になったカイツブリ類を楽しめた。 |
認めた鳥 | オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ウミウ、ヒメウ、アオサギ、コサギ、クロサギ、オオバン、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ニシセグロカモメ、トビ、チュウヒ、オオタカ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 計52種 番外2種 |
参 加 者 | 計23名 (報告:桑森亮) |
ミツユビカモメ ・ 銚子漁港
漁港の護岸にも止まりました。撮影:野尻清敬
シロカモメ ・ 銚子漁港
シロカモメの幼鳥ですが、周りのカモメ類に比べてひときわ白かったです。撮影:新堀正則
クロサギ ・ 銚子漁港
このクロサギは左足の指が全欠損していました。撮影:新堀正則
ワシカモメ ・ 銚子漁港
千人塚前の防波堤にいた堂々たる成鳥。撮影:野尻清敬
ニシセグロカモメとセグロカモメ ・ 波崎漁港
セグロカモメと比べてみて足の黄色さが良くわかりました。撮影:新堀正則
ビロードキンクロ ・ 波崎漁港
波間でなく砂浜に佇むビロキン。撮影:野尻清敬
探鳥・銚子マリーナ外海域の砂浜
撮影:相良直己