日 時 | 12月17日(日) |
内 容 | 我孫子を出発した時は快晴で、絶好の探鳥日和かと思われたが、現地に着くと次第に風が吹き始め、寒気も加わって厳しい天候下での探鳥会となった。 今回は申込者が多く参加者は総勢28名。我孫子を8時に出発、国道16号線を経て、新4号線バイバスに入り、途中「道の駅庄和」でトイレ休憩、その後354号線を経由して渡良瀬遊水地北口から遊水地内に入り、谷中村史跡保存ゾーンに到着。所要時間2時間弱。 渡良瀬遊水地はヨシ原が広がる大湿地帯。面積は33平方qに及び、観察ポイントを絞り込み、車で移動した。観察ポイントは次の通り。 (1)谷中村史跡保全ゾーン(2)東谷中橋(3)谷中橋付近の池内水路(4)鷹見台 (5)桜づつみ(昼食、トイレ休憩)(6)第3排水門付近(7)第1調節池付近 風が強く探鳥条件としては決して良くはなかったが、46種の野鳥を観察できた。 最初の谷中村史跡保存ゾーンではヨシ原に潜むベニマシコや大木の枝に止まるシメ、ジョウビタキ等を観察できた。また、第3排水門付近では空中に舞うチョウゲンボウやノスリを確認でき、トビもあちこちで見られた。第1調節池の用水池では、ヨシガモの群れやミコアイサのつがい数組、オオバン等が観察できた。最後に今回の目玉でもあるハイイロチュウヒの塒入りを見るため、ヨシ原越しに望める場所を探し移動、待つこと2時間弱、一向に現れず(遠くに飛来するのを見たという人もいたが)、時間切れとなり引き上げることにした。遊水地を出て「道の駅きたかわべ」で鳥合わせを行い、5時前に解散した。 |
認めた鳥 | ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 計46種 番外 カワラバト |
参 加 者 | 計28名 (報告:石渡成紀) |
シメ
撮影:中根忠
ベニマシコ
撮影:中西榮子
べニマシコ
撮影:中西榮子
ヨシガモ
撮影:中根忠
ヨシガモ
撮影:中西榮子
ミコアイサ
撮影:中西榮子
ミコアイサ
撮影:中根忠