日 時 | 2月19日(日) |
内 容 | 我孫子を出発した時は雲一つない快晴で、絶好の探鳥日和かと思われたが、現地に着くと風が次第に強まり、荒天の中での探鳥会となった。 参加者は総勢22名。我孫子8時発、国道16号線を経て、新4号線バイパスに入り、途中「道の駅庄和」でトイレ休憩、その後354号線を経由して渡良瀬遊水地北口から遊水地内に入り、谷中村史跡保全ゾーンに到着。所要時間2時間弱。 渡良瀬遊水地はヨシ原が広がる大湿地帯。面積は33平方kmに及び、観察ポイントを絞り込み、車で移動した。観察ポイントは次の通り。 (1)谷中村史跡保全ゾーン(2)第1調節池付近(3)谷中橋付近の池内水路(4)鷹見台(5)第2排水門付近(6)第3排水門付近 強風による悪条件下での探鳥会であったが33種の野鳥を観察した。 最初の谷中村史跡保全ゾーンでは、草むらで餌をついばむベニマシコやアトリの大群等を観察。また、第1調節池ではヨシガモ、マガモ、オオバン等がみられ、車で移動中にはホオジロ、カシラダカ、アオジが路端で群れているのが度々みられた。猛禽類は強風のせいか余り出現しなかったが、それでもトビ、チュウヒ、ノスリ、チョウゲンボウを確認できた。最後に、今回の目玉でもあるコミミズクを見るため第3排水門付近に移動し、堤防沿いで待機したが、強風のため2時間ほど待っても出現せず、やや期待外れではあった。 その後、遊水地を出て「道の駅きたかわべ」で鳥合わせを行い、4時に解散した。 |
認めた鳥 | キジ、ヨシガモ、マガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、タゲリ、ユリカモメ、セグロカモメ、トビ、チュウヒ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 計33種 (記:石渡成紀) |
アトリ
撮影:浅野利幸
ベニマシコ
撮影:浅野利幸
ジョウビタキ
撮影:相良直己
探鳥
撮影:相良直己