日  時2016/12/25
内  容
〜マガンで始まり コミミズクで終わりました〜
本番4日前の下見でこの探鳥会の目玉の一つであるオオヒシクイの姿が全く見られず、2年連続でオオヒシクイを観察できないのは何とか避けたいとの思いから、比較的観察できる可能性が高い午前中に江戸崎を訪れるため、思い切って今までの順路を逆に回ることにかけた探鳥会でした。6台に分乗した参加者21名の車は、稲敷(旧江戸崎)雁の郷友の会の方から教わった新たなルートで順調に江戸崎稲波干拓地に到着しました。田んぼの中にオオヒシクイの姿を確認できたとき、これで幹事の責任の半分は果たせたとの思いでほっとしたものです。今年は131羽のオオヒシクイが越冬しているほか、マガンも2羽飛来しているとの情報があり、群れの中にその2羽をみつけた時には、予想もしていなかった鳥を観察できた喜びを全員で分かち合うことが出来ました。次の神之池ではほぼ例年通りの水鳥を観察できたが、今年はミコアイサを探すのに少し苦労するほど飛来数は少ないようでした。最後に向かった小見川堤防では、河川敷の工事のため葦原の一部が刈られ、今まで見られなかったワンドが堤防からよく見えるようになっていました。そこではカワウの追い込み漁をじっくり観察できました。ミサゴ、チュウヒ、ノスリ、トビなどを観察し、3時を過ぎ陽が少し傾き始めたとき桑森さんがコミミズクをみつけ大騒ぎになりました。誰一人として想定もしていなかったコミミズクを見ることが出来、参加者の満足感はマックス。道の駅「発酵の里こうざき」で鳥あわせを終えたときは少し薄暗くなりかけていました。風もなく穏やかな天気に恵まれ、マガン、コミミズクという想定外の鳥との巡り合いという形で2016年最後の探鳥会を締めくくれたのは本当にラッキーでした。
認めた鳥キジ、オオヒシクイ、マガン、コブハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ、タカブシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ノスリ、コミミズク、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 計55種 番外 シナガチョウ、カワラバト
参 加 者21名 (報告)小澤淳宏

オオヒシクイは動かないので

オオヒシクイは動かないので江戸崎

撮影:松田幸保



ヒシクイ

ヒシクイ

撮影:村松寿夫



ヒシクイ

ヒシクイ

撮影:村松寿夫



ヒシクイ

ヒシクイ

撮影:村松寿夫



2羽しかいないマガンを探す

2羽しかいないマガンを探す

撮影:松田幸保



二番穂に隠れるヒシクイ

二番穂に隠れるヒシクイ

撮影:村松寿夫



神之池に着いた

神之池に着いた神之池

撮影:松田幸保



探すはミコアイサか?

探すはミコアイサか?

撮影:松田幸保



ミコアイサ♀

ミコアイサ♀

撮影:村松寿夫



やっと見つけたミコアイサ♂

やっと見つけたミコアイサ♂

撮影:村松寿夫



カモの数は多いが・・

カモの数は多いが・・

撮影:松田幸保



神之池はカモが多かった

神之池はカモが多かった

撮影:村松寿夫



小見川といえばタカ

小見川といえばタカ小見川

撮影:松田幸保



出たようだ

出たようだ

撮影:松田幸保



小見川のチュウヒ

小見川のチュウヒ

撮影:村松寿夫



勝ち誇る小見川のノスリ

勝ち誇る小見川のノスリ

撮影:村松寿夫



できた水場にはカワウが

できた水場にはカワウが

撮影:松田幸保



夕方に来てよかった

夕方に来てよかった

撮影:松田幸保