日  時1月4日(日)
内  容
〜オオヒシクイは120羽超〜

 新年恒例となった探鳥会で、多くの皆さんが参加され、27名、車7台での挙行となりました。定刻通り8時からスタートし、途中休憩地の「しもふさ農産物直売所」で昼食のお弁当を調達。最初の探鳥地の小見川の利根川堤防ではタカ5種類を観察し、チュウヒが大サービスで間近の飛翔撮影で満足した後、次の神之池へ。今回もミコアイサの群れが観られましたが、少し遠くて撮影には今一でした。カモは10種と多く観察でき、なかでもヨシガモが近くてとても綺麗でした。
 神之池で昼食後、稲敷市本新の蓮田を巡って、浮島で休憩と葭原のタカを観察、そして今日一番のお目当て江戸崎に向かいました。
 江戸崎の稲波干拓地は関東唯一の亜種オオヒシクイの越冬地で、これまで70〜80羽の飛来数でしたが、今年は120羽超を数え、当日は70羽程が冬枯れ田圃で稲の二番穂を啄んでいました。残りの50羽は霞ヶ浦方面に出張中とのことでした。他にも、ジョウビタキ♂の撮影ショーがあり、カワラヒワの群れが陽光の中で黄色に輝いていました。
 最後はいつもの「水と緑のふれあい公園」でハシビロガモとカワセミを観て、鳥合せの後、帰路につきました。
 曇り後晴れ、風もなく穏やかな天気に恵まれ、今年一年を象徴するような心地よい日和で、今年も良い年でありますようにと願いつつ、探鳥会を終えました。
参 加 者27名  (報 告 ;桑森亮)

獲物を狙うチュウヒ

獲物を狙うチュウヒ
田んぼの上を悠々と舞うチュウヒに夢中でカメラを向けました。
(小見川大橋)

撮影:北崎正典



ミコアイサ(♀)

ミコアイサ(♀)(神之池)

撮影:渡辺俊文



夕日と富士山

夕日と富士山
小学4年生が慣れないデジカメで一生懸命撮りました。
(江戸崎探鳥地からの帰路)

撮影:北崎大翔