日 時 | 9月27、28日 |
探 鳥 地 | 奥日光 |
内 容 |
台風16号の影響が心配されたが、我々の熱い思いが通じたのか、前日までに日本付近を通過し、探鳥会当日は台風一過素晴らしい秋晴れとなった。 1日目は、朝7時我孫子駅前に予定通り20名の皆さんが集合。東北道から日光道と順調に走り抜け、10時過ぎに「さかなと森の観察園」に到着。園内ではマスを中心とした魚と森に来る鳥たち(ゴジュウカラ、キセキレイ、コゲラ等)を楽しむことができた。その後、戦場ヶ原の小田代原へ入り、青空のもと紅葉し始めた遊歩道を巡る。生憎、鳥は少なかったが、黄葉したミズナラやシラカバ、草モミジを楽しみながら進むうちに、泉門池(イズミヤドイケ)でカワガラスのファッションショー(?)に遭遇、みんなでゆっくりと堪能した。湯滝まで湯川沿いに進み、駐車場でバスに乗り、今日の宿「休暇村日光湯元」に到着。温泉で疲れを癒し、おいしい夕食に舌鼓を打って、2次会も大いに盛り上がった。 2日目は前日以上の好天に恵まれ、雲ひとつない日本晴れ。朝食前に日光湯元の源泉の湿原に探鳥に出かけ、カモ類やカケス等を観察。朝食後、9時に宿舎を出発。丸沼高原から日光白根山の2000mの中腹までロープウェイで一気に駆け上がり、360度見渡す限りの絶景に歓声。こんなに遠くまできれいに見える日は少ないだろう。二荒山神社に参拝の後、中腹の自然散策路を約1時間かけて探鳥したが、メボソムシクイ程度であまり鳥の姿は見えず。昼食をあずま屋でとった後、「天空の足湯」に浸りながらもう一度まわりの紅葉を楽しむ。12時過ぎにロープウェイで下山し、光徳牧場に向かい牧場周辺を散策、三本松でトイレ休憩をとり3時前に我孫子に向けて帰途についた。約3時間で予定通り6時過ぎに全員無事、我孫子駅前に到着した。 今回の探鳥会は昨年までとは違い、秋に実施したが、ちょうど夏鳥と冬鳥の入れ替えの時期にあたり、観察された野鳥は34種類と余り多くなかったが、絶好の天候に恵まれ、また、紅葉も思った以上に進んでいたので、秋の奥日光の風景を大いに楽しむことができた。 報告 六角昭男 |
認めた鳥 | カワウ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、オシドリ、カルガモ、コガモ、マガモ、トビ、ノスリ、タシギ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワガラス、ルリビタキ、ノビタキ、ウグイス、メボソムシクイ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、イカル、カケス、ホシガラス、ハシブトガラス、ハシボソガラス 計34種 |
参 加 者 | 20名 |
カワガラス
さかなと森の観察園(水産総合研究センター)撮影:渡辺俊文
ゴジュウカラ
小田代歩道撮影:渡辺俊文
貴婦人と呼ばれる白樺
小田代原撮影:渡辺俊文
カワガラス
泉門池撮影:渡辺俊文
ノビタキ
湯川沿い歩道撮影:渡辺俊文
撮影:六角昭男
撮影:六角昭男
撮影:六角昭男
日光白根山ロープウエイ山頂駅自然観察コース
撮影:渡辺俊文
メボソムシクイ
日光白根山ロープウエイ山頂駅自然観察コース撮影:渡辺俊文
撮影:六角昭男
撮影:六角昭男
天空の足湯
撮影:六角昭男
撮影:六角昭男
夏の名残のコマクサ
撮影:渡辺俊文