日 時 | 8月31日(日) |
探 鳥 地 | 茨城南部 |
内 容 |
例年、盛夏炎天下での“気力勝負”のシギチ探鳥会ですが、今年は異常気象で曇天の探鳥会でした。 総勢26名は定刻8時に、霧雨の中、出発。殆ど昨年と同じルート、5か所10地点の探鳥です。 第一地点<福木>で、予想外にもアマサギの出迎え、幸先良いと内心安堵した。第二地点<生板>では、ホシゴイ、キアシシギと続いて意気があがった。 少しでも多くの出会いをと、下見ルートから外れ、欲張って悪路にも構わず第三地点<古河林>で横道にそれたのがまずく、稲刈り中のためUターンを余儀なくされたり、車輪が埋まってしまったり、悪戦苦闘にもかかわらず、鳥影には恵まれず、第四・五の佐原新田などでは、農作業車両への邪魔を避けて、ショートカットした。結局「アマサギ群」には出会えませんでした。 続く、<八千石>、<六角>も休耕田、稲刈り後の田んぼを物色したが、やはり鳥影なく、早々に浮島方面へ向かう。<浮島鳥類観察小屋>では、昼食しながらの探鳥でしたが、常連のミサゴはやはり居てくれたし、黒頭巾のコジュリンも目前で囀ってくれ、セッカの声は盛んで、食欲を盛り上げてくれた。 昼食後、いよいよ、本望の<本新>へ稲敷大橋を渡河する。ハス田に隣接する草が疎らな荒地にコチドリが目に付き、観察するとアオアシシギ、ヒバリシギ・・・。数羽ではあったけれど次々に認められ、懐かしい(?)牛舎の臭いのするハス田では、タカブシギにも出会えた。 予定コース最後の<西の洲>は、干拓工事が進捗し水辺が半減しており、だだっ広い干拓地然に一変していました。残った水面にカイツブリが寂しげでした。なお探しても、トビ、ミサゴ、コサギとカワラヒワの群れ、畦道でのダイサギ、アオサギ・・・。過ってのシギチのメッカは消滅していました。 先年の様な「群れ」を期待され参加された方には、本当に申し訳ない結果になってしまいました。 何とかしようとした努力が報われない残念な探鳥会でしたが、リベンジを期したいと思います。 報告 松本勝英 |
認めた鳥 | コブハクチョウ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、シロチドリ、タシギ、アオアシシギ、タカブシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、ヒバリシギ、クロハラアジサシ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ショウドウツバメ、ツバメ、ヒヨドリ、オオセッカ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュリン、オオジュリン 計41種 |
参 加 者 | 26名 |
サギたち 福木?
撮影:百瀬喬
タカブシギ 生板?
撮影:百瀬喬
ゴイサギ幼羽 生板
撮影:百瀬喬
アシ原で囀るコジュリン 浮島
撮影:百瀬喬
コチドリ? 本新
撮影:百瀬喬
ヒバリシギ 本新
撮影:百瀬喬
採餌中のソリハシシギ 本新
撮影:百瀬喬
シロチドリ 本新
撮影:百瀬喬
ミサゴ 西の洲
撮影:百瀬喬
カワセミ 水と緑のふれあい公園
撮影:百瀬喬