2008/11/30福島潟探鳥会を実施しました。中野さんと西巻さんから報告をいただきましたので紹介します。


中野さんの報告
 

SLばんえつ物語号・新潟駅

SLばんえつ物語号白新線の隣のホームに、磐越西線を走る「SLばんえつ物語号」が停車していた。

中野久夫撮影


カモの大群・福島潟

カモの大群マガモ・カルガモ・コガモ・オナガガモがほとんどだが、ヒドリガモもいた。

中野久夫撮影


マガモ・福島潟

マガモ「雁晴れ舎」からは湖面の鳥を間近で見られた。

中野久夫撮影


カワウの群・福島潟

カワウ潟の中央付近のある枯れ木にカワウが群でとまっていた。前日はこの近く木にオジロワシがとまって いたとのことである。残念ながら当日は見られなかった。

中野久夫撮影


チュウヒ・福島潟

チュウヒ潟上のあちこちでタカ・ハヤブサ類が数多く飛んでいた。特にチュウヒが多かった。

中野久夫撮影


カモ群の一斉飛び立ち・福島潟

一斉飛び立ちときどきタカやハヤブサがカモ群をお襲うため、カモも神経質になっており、一斉飛び立ちが頻繁に みられた。

中野久夫撮影


田んぼで採餌するオオヒシクイとマガンの群
福島潟南側の田んぼ

オオヒシクイとマガンオオヒシクイの群れの中にマガンが2羽いた。

中野久夫撮影


オオヒシクイの飛翔・福島潟南側の田んぼ上

オオヒシクイときどき採餌場所を変える群の飛翔も見られた。

中野久夫撮影


田んぼで採餌するコハクチョウの群
福島潟南側の田んぼ

コハクチョウ

中野久夫撮影


福島潟に帰ってゆくオオヒシクイの群
福島潟南側の田んぼ上:午後3時10分

オオヒシクイこの日は午後3時過ぎから早くも帰雁が始まり、素晴らしい雁行が数多く見られた。

中野久夫撮影


福島潟探鳥会報告 (中野久夫)

11月30日、福島潟日帰り探鳥会が行われた。参加者9名、上野発7時6分の上越新幹線に乗り、 新潟駅で白新線に乗り換えて福島潟のある豊栄にゆき、10時過ぎに現地に着いた。

当日は冬場の日本海側の典型的気候で、風が強く雨模様で昼ごろには霙も降り、鳥見には良い状態で はなかったが、迫力あるカモ大群の飛翔、素晴らしいオオヒシクイの雁行がみられるなどの成果があ り、みなさん満足して帰ってきた。

福島潟の西側にあるガラス張りの建物「ビュー福島潟」でインストラクターの説明を受けた後、建物 内から潟や周りの水路・田んぼの鳥を観察した。潟や水路には数多くのカモ、その上空を飛び交うタ カ類、裏の田んぼで採餌するはオオヒシクイやハクチョウの群れなどが見られたが、いずれも遠くし かもガラス越しで少しぼやけて見えて物足りない。

そこで外に出て、小雨の中を歩いて潟横の観察所「雁晴れ舎」に行った。潟は複雑に入れ込み見通し は良くないが、万余のカモが見られた。マガモ・カルガモ・コガモ・オナガガモがほとんどでヒドリ ガモもいた。オオヒシクイやハクチョウは出払って湖面ではほんど見られなかった。潟上ではオオタ カやチュウヒやノスリなどのタカ類やハヤブサが数多く飛んでおり、ときどきカモ群を襲うためカモ もかなり神経質になっていて他のカモの動きでもすぐ飛び立つため、あちこちで大群の一斉飛び立ち が頻繁に見られ見ごたえがあった。

午後は潟の南側に回り、鳥類観察ステーション付近から潟を見たあと、近くの田んぼを見て回った。 ところどころでオオヒシクイやコハクチョウが数羽から数十羽の群れで採餌しているのが見られ、オ オヒシクイの群れの中には2羽のマガンもいた。当日は悪天候で暗かったためか、午後3時過ぎには 早くも帰雁が始まり、あちこちから数多くオオヒシクイの群れが飛来し、潟に向かって飛んでゆくの が見られた。幸い雨も上がり、素晴らしい帰雁の雁行をじっくり堪能でき大満足で帰路についた。


福島潟 (西巻実)

11月30日に行われた新潟市にある福島潟の探鳥会に行ってきました。その印象が強いので皆さんにお知らせします。

私は新潟県の出身で福島潟は行ったことがありません。
昨年だったか会で福島潟を日帰りで行ったことがありますが、それにも参加しませんでした。理由は、今頃の新潟県の天候は北西の風が強く霙まじりの雨が連日つづき、とても鳥見の雰囲気ではないと思ったからです。
このごろの異常気象は新潟県にも好天が続きますので、それをあてに申し込みました。
前日には予報を見る限り、北西の風が強く強く吹きます。近年いったことがない故郷の雨風も懐かしいものに思えました。  決行に決まりました。

当日は昼前に現地に着きました。すこし雨が降っていますが北西の風が強いです。昼ごろには霰まじりの雨です。

現地には「ビュー福島潟」というガラス張りの建物があり、それに行きました。 この建物から見る限りガラス越しに見る風景は少しぼけ、写真をとってもぼけます。 少し歩きました。福島潟は複雑に入り組んでいます。見通しはよくないです。カモが多いです。マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモが大部分ですが少数はヒドリガモもいます。ガンはいません。カモは何万といます。
多くのカモを狙ってハヤブサの類がいます。急降下を繰り返しますが狩は成功しないようです。そのたびに多くのカモは逃げ出します。一回ハヤブサの仲間が木に止まりましたが、白っぽくて私はハヤブサの若鳥とおもいましたが、チョウゲンボウの仲間かも知れません。
チュウヒもいます。多いのはチュウヒです。カモは神経質になり、ほかのカモでも逃げ出します。
カモとタカが多く、それの攻防が見所です。
前日は好天でカモを食べる、オジロワシが見れたそうです。

伊豆沼・蕪栗沼へ何回と行きましたが、それとも違います。蕪栗沼にはオオヒシクイが多いです。マガンは朝日の出る前に一斉に飛び立ちます。福島潟のオオヒシクイはマガンとともに飛び立ち、周囲の田に群れごとに餌取りに行きます。オオヒシクイは「沼太郎」とよばれ終日沼にいます。ところが福島潟のオオヒシクイは「沼太郎」ではありません。

午後から田んぼを歩きました。オオヒシクイオオヒシクイの群れがいます。
田にいるオオヒシクイです。中央付近にマガンがいます。

西巻実撮影


コハクチョウ田にはコハクチョウの群れもいます。

西巻実撮影



午後3時を回るころ、悪天候に夕方と思ったのか、帰雁が始まりました。撮った写真の中にオオヒシクイの群れとマガンの群れと一緒に写っています。オオヒシクイ・マガンの編隊左側2羽のオオヒシクイ。右側5羽のマガンの編隊です。

マガンのようにオオヒシクイも、ひらひらといわゆる落雁をするのかもしれません。福島潟のHPを見ると「落雁」の言葉があります。

西巻実撮影



悪天候に決行した幹事に感謝します。伊豆沼・蕪栗沼とはぜんぜん違った沼を見ることが出来ました。