2017(H29)年3月30日(木)〜4月4日(火)ワイバード社探鳥ツアーに参加した。日付変更線を通過する為、30日17時日本を出発するも、30日10時頃バンクーバーに到着した。到着日30日は午後のみの観察、帰国日4月3日は午前のみの観察であった。時期は桜咲く春に相当し、過ごし易い気候と気温だった。天候は半日小雨にあったが、概ね晴れていた。観察した94種の中、45種ほどは 日本の野鳥633種にもリストアップされていた。参考図鑑:「Field Guide to the Birds of NORTH AMERICA」第6版
01)ナキハクチョウ(鳴白鳥)018
日本鳥18。初見、水路で遠ざかるのを捉えた。嘴全体が黒いのが特徴。
02)クビワキンクロ(首輪金黒)045
日本鳥45。初見、首輪は不明瞭だが、嘴基部と嘴には白い輪がある。
03)ハシグロアビ(嘴黒阿比)084
日本鳥84。初見、港にいた。嘴が白っぽいので、幼鳥か冬羽であろう。
04)ハクトウワシ(白頭鷲)344
日本鳥344。遠くを飛ぶ姿を何回も見た。農家の木に巣作りしていた。
05)キヅタアメリカムシクイ(木蔦~虫喰)605
日本鳥605。初見、近くも飛んでくれ、囀る姿も見せた。
06)サバンナシトド(~鵐)633「クサチヒメドリ」とも
日本鳥633。初見。シトド類3種の一つ。最終日の公園に沢山いた。
07)ウタスズメ(歌雀)630
日本鳥630。初見、ゴマフに似て間違い易い、嘴黄色で上面は灰褐色。
08)ゴマフスズメ(胡麻斑雀)629
日本鳥629。初見、ウタに似ている。嘴が黒褐色で、上面も茶褐色。
09)ミヤマシトド(深山鵐)631
日本鳥631。初見、白い頭央線が美しく、数か所で囀っていた。
10)キガシラシトド(黄頭鵐)632
日本鳥632。初見、頭央線が黄色、綺麗な成鳥より幼鳥が多かった。
11)カナダガン(カナダ雁)
あちこち何処にもいた。体が大きく目立つのもあるだろうが。
12)アメリカオシ(亜米利加鴛)
公園の池にいる。雄の模様が美しい。
13)キタホオジロガモ(北頬白鴨)
海岸近くで、雌雄で戯れる姿が美しく映えていた。
14)オウギアイサ(扇秋沙)
鳥類園の水路にいた。雌は見られるのに、雄は最後に一回だけ見れた。
15)オビハシカイツブリ(帯嘴鳰)
鳥類園の水路にいた。泳ぎ回るので、追いかけながら撮った。
16)ミミヒメウ(耳姫鵜)
海岸近くをウミウなどと泳いでいた。嘴が橙色で区別。
17)アメリカオオバン(亜米利加大鷭)
公園の池にいる。嘴には黒褐色の斑点がある。
18)フタオビチドリ(二帯千鳥)
公園の草地に、一羽佇んでいた。
19)クロミヤコドリ(黒都鳥)
港近くの海岸に、2羽がどこからか飛び込んで来てくれた。ラッキー。
20)クロキョウジョシギ(黒京女鷸)
港近くの岸壁の石の上を、沢山の京女鷸が群れて遊んでいた。
21)オビハシカモメ(帯嘴鴎)「クロワカモメ」とも
海岸の遠くに沢山群れていて、一羽が上空を飛んでくれた。銚子でも見た。
22)アメリカフクロウ(亜米利加梟)
帰り際、客の一人が偶然見つけてくれた。小枝に隠れていた。
23)アンナハチドリ(アンナ蜂鳥)
バンクーバーには蜂鳥2種。木の先端にいるので、色良く写せない。
24)アカフトオハチドリ(赤太尾蜂鳥)
渡りをするとか。フィーダー傍で撮ったら、色が出た。
25)セジロコゲラ(背白小啄木鳥)
背に白斑あり、頭頂に赤斑がある。雌には赤斑はない。
26)ハシボソキツツキ(嘴細啄木鳥)
L32cm、褐色で斑点模様が全体にある。羽繕中を下から撮った。
27)ミドリツバメ(緑燕)
日本鳥456とは知らなかった。無知をお詫びする。初見。
28)スミレミドリツバメ(菫緑燕)
ミドリと同じような場所を飛び回っていた。眼の周りと腰が白い。
29)アメリカコガラ(亜米利加小雀)
初日に見れた、日本のに似ている。クリイロコガラは見れなかった。
30)ヤブガラ(藪雀)
これも初日、藪の中で動き回るのを見た。
31)ハシナガヌマミソサザイ(嘴長沼鷦鷯)
水辺の葦の中で啼くのが見れた。数種いるが鳴き声で判るという。
32)アメリカキクイタダキ(亜米利加菊戴)
あちこちにいたが、素早く動くので、撮るのに苦労した。
33)ルビーキクイタダキ(ルビー菊戴)
頭頂のルビーをした雄は見つからなかった。
34)コマツグミ(駒鶫)
街中で綺麗な歌声を聴かしてくれる。庭先にもいた。
35)ヒメレンジャク(姫連雀)
尾の先端は黄色で、キレンジャクと同じだが、腹の色が異なる。
36)ホシワキアカトウヒチョウ(星脇赤トウヒ鳥)
公園の林縁や下生えなどに、普通にいた。英名がTowheeだ。
37)ユキヒメドリ(雪姫鳥)
白っぽいが、雪ほどでは無い。群れでコマツグミなどと、草地にいる。
38)ハゴロモガラス(羽衣鴉)
町中を飛び回っている。カラスではなく、ムクドリモドキ科だ。
39)オウゴンヒワ(黄金鶸)
マツノキヒワと混群でいた。頭頂と翼は黒っぽいが、体は真黄色。
40)マツノキヒワ(松木鶸)
オウゴンヒワと同じ大きさだが、地味な色合いをしていた。