2014(H26)年9月18日(木)〜26日(金) ペルー観光ツアーに参加し、合間合間に鳥を探し、撮影した。
時差がー14時間もあり、時差ボケも発生。成田16時発、米国ロス経由、約30数時間後翌日1時にペルー到着。
翌19日リマのホテルで起床したのが午前11時、ホテル近くの公園を散策、午後リマ市内観光からスタートだ。
訪れたリマとピスコは平地ですが、マチュピチュは標高約2500m、ララヤ峠は4335mと今回の最高点で、チチカカ湖は標高約3900m、ペルー南部にあり、湖の半分は隣国ボリビアです。
高所では酸素が非常に薄いので、絶対に急ぎ足で歩かない事との注意が、くどいほど何度もありました。
ペルーには野鳥が世界の1/5もいるという。図鑑には 1817種掲載されている。
西に海、中央にアンデス山脈が聳え、東はブラジル・アマゾンに接するジャングルと変化に富んでいるからでしょう。
図鑑:Princeton Field Guides 「BIRDS of PERU」 と写真を見比べて、約40種を私なりに判別した。
間違いがあると思いますので、ご指摘下されば幸いです。
01)ミナミハジロバト(158・4)リマ140919DSC09761
博物館庭園の草木に番であろうか、仲良く並んで止まっていた。L30cm
目の周りのブルーが印象的である。英名にPeruvian がついている。
02)ミミグロバト(158・3)リマ140919DSC09554
英名 Eared Dove 、耳が特徴的なのか、二本の黒線がある。
クスコの教会やチチカカ湖でも見た。L26cm
03)クロヒゲマネシツグミ(528・3)Pリマ140919DSC09526
ホテル近くの公園にいた。地面の芝を盛んに突いていた。
L30他の鳥の鳴き声を巧みに真似て囀るので、真似師鳥(Mockingbird)。
04)テリバネコウウチョウ(624・2)リマ140919DSC09501
ホテル近くの公園で見た。L約20cmで、金属光沢する黒である。
05)ヤブクロムクドリモドキ(624・4)リマ140919DSC09514
ホテル近くの公園で見た。雄はL約30cmもあり、日本の鴉に相当か?
06)クロコンドル(82・1)リマ140919DSC09634
観光街の広場に、ハトやカラスみたいに群れ飛んでいたのに驚いた。
こんな街中で何を食料にしているのか、不思議でした。L約60cmという。
07)ベニタイランチョウ(450・1)Pリマ140919DSC09570
雌は地味だが、雄は派手な橙赤色である。フライング採食する。
北米からペルーまで広く分布する。L15
繁殖期、巣近くに来た動物を激しく攻撃するので、Tyrant(暴君)という。
08)シコンヒワ(594・2)リマ140919DSC09668
博物館庭園で見たが直ぐ逃げた。雄は紺色、雌はオリーブ褐色。L11
09)マミジロミツドリ(614・5)リマ140919DSC09703
博物館庭園の花の生垣から顔だけ出した。直ぐ逃げられた。L10
10)チャムネエメラルドハチドリ(250・2)リマ140919DSC09777
博物館庭園の花壇を飛び回っていた。日本の多摩動物園で見た。L9
11)ペルーペリカン(54・3)Pピスコ140920DSC09915
ピスコ食堂の昼飯もそこそこに海岸へ。水鳥が沢山いたが時間がない。
12)ペルーペリカン(54・3)Pピスコ140920DSC00054
色のくすんだ幼鳥もいた。あちこち飛び回っていた。L150
野生のペリカンが海岸に普通にいるとは驚きだ。
13)ナンベイヒメウ(72・2)Pピスコ140920DSC09930
日本の河鵜や海鵜に似ている。L60〜70
14)ミナミオオセグロカモメ(148・1)Pピスコ140920DSC09957
これは幼鳥で、成鳥はオオセグロに似て、嘴先端下のみ赤点がある<,br>L60cm、日本のオオセグロはL64cm。
15)ペルーカモメ(148・2)Pピスコ140920DSC00005
嘴先端上下が赤い。ミナミオオセグロと同様に多いという。L52cm
16)アライソシギ(144・2)Pピスコ140920DSC00024
海岸で歩き回っていた。日本で今後記録される可能性のある鳥。L24
17)アメリカイソシギ(138・5)Pピスコ140920DSC00072
日本鳥245。迷鳥として2003年5月北海道で記録された1例のみ。
18)ミユビシギ(142・3)Pピスコ140920DSC00041
日本鳥249。図鑑では旅鳥として全世界の海岸を飛び回っているようだ。
19)キョウジョシギ(144・1)Pピスコ140920DSC00006
日本鳥246。この鳥も旅鳥として全世界の海岸を飛び回っているようだ。
20)ナンベイツグミ(536・1)Pマチュピチュ140922DSC00137
遺跡入口を入って直ぐ脇にいた。リマやクスコの並木でも見かけた。L26
上空には燕(識別出来ず)が沢山飛び交っていた。コンドルは見れず。
21)ベニイタダキアメリカムシクイ(614・2)Pマチュピチュ140922DSC00097
川沿いの家の軒下から、顔を覗かせていた。頭に紅があるのだが・・・。
L13cm程の小さい鳥で、下からの写真しか撮れなかった。
22)ミナミアサギアメリカムシクイ(612・2)Pマチュピチュ140922DSC00317
列車の出発を待つ間、マチュピチュ駅の庭の木に一瞬飛んできた。
L11cm程。葉の陰に隠れて動くも、背中の橙色が薄っすらと。
23)ヤシフウキンチョウ(554・4)Pマチュピチュ140922DSC00112
川沿いの家の付近にいた。L18cmの地味な色をしている鳥だ。
24)オリーブタイランチョウ(474・2)Pマチュピチュ140922DSC00258
リマでも見た。マチュピチュ駅の庭の木で暫く遊んでくれた。L22
25)マミジロフタスジタイランチョウ(418・1)Pマチュピチュ140922DSC00293
マチュピチュ駅の庭の木に一瞬飛んできた。翼に二筋の白線が撮れず。
L11cm程の小さい鳥で、葉の陰に隠れて動くので、ピントが合わない。
26)イエミソサザイ(528・2)Pマチュピチュ140922DSC00190
家の庇から顔を覗かせていた。ペルー全土に分布している。L10cm。
27)アカエリシトド(608・5)Pララヤ140923DSC00411
日本の雀に相当する小鳥でしょうか、行く先々で見かけました。L14cm
和名はシトド(鵐)ですが、英名はRufous−collared Sparrowです。
高所のララヤ峠でも、多くの露天商が商売しているので住めるのでしょう。
ここでは地面を突いて歩き回っていました。
28)クロズキンヤマシトド(584・6)ララヤ140923DSC00370
ララヤ峠で最初に見つけた鳥でした。黒い頭が印象的です。
ヤマシトド(山鵐)類は似ているので、判別に自信はありません。L16
29)ペルーヤマシトド(584・7)Pララヤ140923DSC00448
クロズキンと、頭の黒さで区別しましたが、どうでしょうか。L16
大きさや色合いも非常に似ています。
30)ハイムネヤマシトド(586・2)Pララヤ140923DSC00482
頭が黒くなく、胸が灰色をしているので。L13
31)オビオヤマシトド♂♀(588・4)Pフリアカ140924DSC00966
広大な草地を走る道路脇の、アンデスの民家付近で見ました。L14
雌雄並んで止まってくれました。
32)オビオタネワリ♀(588・2)Pフリアカ140924DSC00908
この鳥もアンデスの民家付近で見ました。尾の裏に白斑が・・・。L12
33)ハグロハシリバト(158・6)Pフリアカ140924DSC00785
広大な草地を走る道路脇の、アンデスの民家付近で見ました。
目先の黄味で識別しました。L22cm、高所に居るらしい。
34)アンデスカモメ(150・4)Pチチカカ140924DSC00510
チチカカ湖の船着き場の水上に、各種の水鳥がいました。L47
成鳥の空を舞う姿も見ましたが、若鳥や幼鳥もいました。
35)ハイイロオオバン(126・6)Pチチカカ140924DSC00514
船に乗り遅れながら、急いで撮りました。時間が足りませんでした。L40〜
36)プナシマアジ(42・2)Pチチカカ140924DSC00526
同じく、急いで撮りました。L45〜。嘴の色が印象的です。
37)コバネカイツブリ(52・1)Pチチカカ140924DSC00733
同じく、急いで撮りました。L40。チチカカ湖特有の鳰のようです。
38)アメリカヒレアシシギ(144・6)Pチチカカ140924DSC00529
日本鳥267。迷鳥として1985年5月と1986年7月愛知県で記録あるのみ。
ここには数多くの群れをなして、身近を飛び回っていました。L23
39)キバネハゴロモガラス♀(628・4)Pチチカカ140924DSC00575
湖に生えるトトラ葦を積み重ね造られた浮き島に住む民族を訪ねました。
40)キバネハゴロモガラス♂(628・4)Pチチカカ140924DSC00663
そこに飛び回っていたのが、この鳥でした。肩羽の黄色が印象的です。
L18cm。