我孫子市立小学校
『巡回野鳥写真展』始まる

今年も昨年に引き続き我孫子市立小学校の巡回写真展を開催中です。
7月に我孫子市教育委員会校長会で今年度の実施を発表し、実施校の募集が行われました。その結果、下記4校が応募され、今年度の巡回野鳥写真展の開催が開始されました。

1. 我孫子市立第四小学校　　
   　9月4日(月)〜9月15日(金)
2. 我孫子市立布佐南小学校　
   　9月19日(日)〜10月3日(火)
3. 我孫子市立湖北台西小学校
   　10月11日(水)〜10月25日(水)
4. 我孫子市立第一小学校　　
   　11月6日(月)〜11月27日(月)

この巡回写真展は、当会が用意した「手賀沼の野鳥」写真パネル、「手賀沼での人と鳥との共存を目指して」のメッセージ・パネル等約40枚を2〜3週間参加校に貸与し、小学校施設内に展示頂き、写真展を巡回開催するものです。
児童一人一人に主体的に参加いただき小学校における総合学習の一素材として活用頂くよう担当教員の皆様と打ち合わせし、進めています。児童にふるさと手賀沼の素晴らしさを、写真展を通じて知っていただき、その環境を守ることの重要性を子供達にも理解してもらうことを目的としています。
また、今年度は美手連(美しい手賀沼を愛する市民の連合会)デジタル教材開発プロジエクトの一員として当会が開発した『手賀沼周辺のデジタル野鳥図鑑』との連動も図っていきます。

第一弾の我孫子市立第四小学校では、写真展そのものは全学年の児童(862名)に楽しんで頂くよう、全児童が頻繁に通行する校舎間の渡り廊下(通称ドーム【全長55m】)に展示されました。児童たちにアンケート用紙を配り、鑑賞した子供達から感想、コメント、質問など100件余を頂きました。また、小学校3年生の今年度の総合学習を学校近くの『船戸の森の自然の魅力』をテーマに実施中です。その一環として、船戸の森の野鳥の魅力を調べる材料として写真展を活かしていくことを考えられています。

第二弾の布佐南小学校の開催の様子は同校のホームページで紹介されています。
以下のリンクをご参照ください。

＞南っ子の日々｜手賀沼の野鳥写真展（9/19〜10/3）

子供達が開催初日早々写真展やデジタル野鳥図鑑を楽しんでいる様子が生き生きと伝わってきます。

なお、同校のホームページではデジタル野鳥図鑑などデジタル教材を児童に配付されたタブレット端末を使って、授業内外で既に活用されている様子も紹介されています。

＞南っ子の日々｜１人１台タブレットを活用した学習

また、小規模校である同校では父兄、卒業生、地域住民との連携も重要視されています。会期中に開催されるバザーを活用し、父兄、卒業生、地域住民の皆様にも写真展を見ていただき交流を深める一助とされています。