日  時2019年11月10日(日) 9:00〜12:20
19℃ 微風
内  容 JBFの次週で、その効果ともいうのでしょうか、初参加の方々がなんと10名!、総勢41名という大所帯の探鳥会になりました。また天気予報通リ、小春日和に恵まれ「鳥果」が大きく期待されました。
 ルートは、いつもの順に北千葉導水第二機場から始めると、生憎と鉄塔の常連、ハヤブサは“外出中”で姿なく、代わりに流出部手前で浮かぶカイツブリのペア、沼面中央に白く光るカンムリカイツブリ、葦原の杭にはノスリならぬモズが出迎えてくれた。
 次いで、ヒドリ橋へ緑道を進むと上空をトビが輪を描き、頭上からホオジロが舞い降り、樹中に(私にとって)今季初認のツグミが動く、さらには藪の中をアオジが見え隠れする。中州方向を窺うとオカヨシガモ、カルガモの一群、対岸近くにはハジロカイツブリも点在している。初参加の中の4名の中学生は、カメラ片手に、図鑑との照合に夢中だ。自然に隊列は長くなり進みも遅く、時間が気になってきた。
 ヒドリ橋では、先行したドライバー達が、心配げにわれわれを迎えてくれて、早速、陽炎に揺れるミサゴを見せてくれた。相変わらずワンド付近や河口に掛けてナガエツルノゲイトの緑が覆っている。そんな中、意外にもヨシゴイが低く飛翔し葦原に飛び込む、目を疑うサプライズが発生した。
 道の駅でのトイレ休憩も早々に、コハクチョウを期待しハスの群生地に立ち寄る。期待外れに終わったがマガモ、コガモ、カワセミなど・・・。まだ冬到来には遠い感じで、群れも小さい。
 時間も押してきたので、最後のポイント“お立ち台”に向かう。ここではミサゴの勇姿をじっくり見ることが出来た。沼面遠くにヒドリガモ、スズガモの群れ、カンムリカイツブリとカワウの混群、沿岸の畑ではクイナの声など今一ながらも“カモの下沼”の一面を呈してくれた。

報告 松本勝英

認めた鳥コブハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ヨシゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、バン、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン 計44種 番外 カワラバト
参 加 者41名