日  時2018年9月2日(日)
内  容秋の渡りのシギ・チドリとの出会いを求めて、東京湾の干潟、“三番瀬”に出かけました。
昨年に引き続き、三番瀬に最も詳しい、千葉県野鳥の会との交流探鳥会です。
日本一のミヤコドリの渡来地である三番瀬では、毎月第一日曜日に日本野鳥の会東京支部との共催で、千葉県野鳥の会の「三番瀬自然観察会」が行われています。 今回も、3年続けて、当会も合流し、三団体が交流する盛大な探鳥会となりました。 あいにく小雨模様で開催が危ぶまれましたが、当会からも29名の会員が参加しました。
探鳥開始前に、日本野鳥の会東京支部の田久保さんより、三番瀬の説明や、直近の鳥情報もご紹介いただき、期待に胸を膨らませ、千葉県野鳥の会杉本さん、飯島さんのご案内で探鳥がスタートしました。
この日は、朝9時頃が満潮で、午後に向けてだんだん潮が引いていきます。 午後14時半頃が干潮の予定です。 小潮のため、干満の差は60cmくらいです。 行楽客や貝掘りをする人がいないため、シギやチドリが目の前の海浜で採餌しています。 早速、小雨の中、探鳥を開始しました。 下見時と同様、オオソリハシシギが4羽波打ち際で採餌しています。 トウネン、ミユビシギ、ハマシギ、キアシシギ、ダイゼン、メダイチドリなども見られます。 この時期は、早めに飛来した成鳥に続いて今年生まれた幼鳥も飛来し始めています。 また、まだ夏羽の個体もいれば、早くも冬羽に変わった個体、今まさに換羽中の個体も見られます。 最も、バリエーションに富んだ鳥たちを観られる貴重な季節です。 本日も、オバシギの成鳥と幼鳥を間近に見ることができました。 ダイゼンやトウネンはまるで他の種のように様々な羽の個体が混在しています。 下見時には、冬羽のみであったキョウジョシギは、本日は夏羽のみ7羽の群れが渚で休息しています。 様々な年齢のウミネコの群れに混じって、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ユリカモメ、コアジサシも見られます。 砂浜ではシロチドリも数羽採餌しています。
この日は、早朝よりダイシャクシギ4羽の群れが入っているとのことでした。 数十の目で探しましたが、残念ながら飛去してしまったようで出会うことはできませんでした。 1時間ほどの探鳥後、日差しが現れ、雨も上がってきました。 絶好の探鳥日和となってきました。 12時に展望デッキで昼食をとり、12:45より3団体合同で鳥合わせを行い、その後現地解散しました。 多くの会員が、解散後も探鳥を続けました。 午前中の探鳥では、堤防上に微かに見えたミヤコドリの群れが、干潮の干潟に飛来してきます。 いつもの牡蠣礁に30羽近い群れがやってきました。 間近でミヤコドリにまみえることができ大満足いただきました。
雨で心配された中で、大変充実した探鳥会となりましたことをご報告いたします。
今年度も、ご案内、ご指導いただきました千葉県野鳥の会 杉本様、飯島様に感謝申し上げます。
 報告 相良直己
 
認めた鳥キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ダイゼン、シロチドリ、メダイチドリ、ミヤコドリ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、オバシギ、ミユビシギ、トウネン、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、アジサシ、ミサゴ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、ハクセキレイ 計38種 番外 カワラバト
参 加 者計29名

オオソリハシシギ

オオソリハシシギ

撮影:多葉田五男



オバシギ

オバシギ

撮影:菊地幸雄



キアシシギ

キアシシギ

撮影:多葉田五男



ウミネコ

ウミネコ

撮影:菊地幸雄



ミヤコドリ

ミヤコドリ

撮影:多葉田五男