日  時2018年2月4日
内  容今年度も、恒例の亀成川を愛する会主催の探鳥会「亀成川流域の里山散策シリーズ『第16回 冬鳥を探そう』」が2月4日(日)に開催されました。
当会からは、間野会長をはじめ、野口(隆)、船津、桑森、松本、鈴木(静)、相良の7名が参加、探鳥指導を行いました。
今年度は公募で参加された一般市民の方が32名(内子供17名)、主催の亀成川を愛する会メンバー12名が参加、当会会員を加え、総勢51名と、大所帯での盛大な探鳥会となりました。
 牧の原地域交流センター駐車場に集合(9時30分)、主催者挨拶、準備体操の後、当会の引率の下、5班に分かれて探鳥開始(10時)です。 スタート時は分厚い雲空、雨もパラツキ前途が心配でしたが、すぐに太陽が顔を出し、快晴に・・・。 小春日和の青空の下、絶好の探鳥日和となりました。
早速、別所谷津公園池でオシドリ、マガモ、ホシハジロなどの水鳥を観察。 スコープで始めて観るその美しさに参加の子供たちも早くも興奮気味です。
続いて、宅地造成がほぼ完成し、すっかり変貌した園路沿いに調整池の水鳥、樹林の中の野鳥を観察します。 コゲラ、シジュウカラ、メジロの鳴き声に静かに耳をすませ、目をこらします。 古新田川の川沿いの田圃・樹林では、セグロセキレイ、ホオジロ、カシラダカ、アオジなどが次から次へと登場。
ジョウビタキのメスが暫く間近でポーズをとってくれました。 空を見上げるとオオタカが何度も姿を見せます。 『あれは、何だ?』当会会員が指差します。 『ハイタカだ!』。 思わぬ出現に当会の会員も大満足。 また、足元ではノウサギの糞や、足跡、そして極めつけは、調整池畔の岸辺で太った大きなタヌキが日向ぼっこ中です。
折り返しての岐路ではノスリも見送ってくれました。
 当会会員の丁寧な説明とスコープで間近に見る野鳥に、子供たちのみならず大人まで目を輝かせ大喜びでした。
 出発点の駐車場に定刻の12時に戻り、鳥合わせです。
定番のオオバン、カワセミ、コガモ、ムクドリが意外にも姿を見せず、ビンゴで苦労された方もいましたが、満点の8ビンゴを獲得された参加者もいらっしゃり、子供たちも、それぞれ5〜6ビンゴを実現し、野鳥カードを複数枚ゲットして大喜びです。
 当会の定例探鳥会を紹介すると、参加したいとの子供たちの声を沢山聞きました。
里山の自然を守り、亀成川を愛する主催者の皆様のお役に立ち、参加者の市民の皆様にも大変喜んでいただけました。 当会の会員の裾野を広げる上でも役立ってくれるものと考えます。
認めた鳥アオサギ、アオジ、ウグイス、エナガ、オオタカ、オカヨシガモ、オシドリ、カイツブリ、カシラダカ、カルガモ、カワウ、カワラヒワ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツグミ、ノスリ、ハイタカ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ホシハジロ、マガモ、メジロ、モズ、  合計32種            (報告 相良)

出発前のビンゴ記入

出発前のビンゴ記入

撮影: 相良直己



タヌキの日向ぼっこ

タヌキの日向ぼっこ

撮影: 相良直己



鳥合わせ

鳥合わせ

撮影: 相良直己