日  時2018年1月8日
内  容―オオヒシクイはよかった―
心配だった雨は夕方ということで、昨年と同様に江戸崎に先に寄るコースで出発した。稲波干拓地に着くと、小野川にはオナガガモが沢山おり、一部は我々の足元にまで来た。オオヒシクイは比較的近い場所にいたので、じっくり観察できた。
農道に車が入ってきたので全部が飛び上がり、しばらく旋回をした後にやや離れた場所に着地する光景が見られたのは幸運だった。神之池に着くと対岸に数十台の消防車がずらりと並び、一部が放水している情景には驚いた。出初式らしい。下見時からカモは少なかったのが、より減った印象を受けたのはこのせいか。ここの売りのミコアイサは年々数が減っている印象だ。雨が降り出したので、早めに切り上げて小見川に向かったが、土手に着くと雨は問題なくなっていた。
タカは一通り出たが、例年よりにぶい。ハイイロチュウヒを期待する雰囲気があり、甘田干拓地に行ってみることになった。桑森車先導で現地に向かったが、あいにく途中から雨になった。車中からの観察でコミミズクが見つかったら、小雨だったのでみな車外に出てしまった。やや距離はあったが、観察はしやすかった。発酵の里こうざきで、雨にぬれずに鳥合わせをして解散した。
 報告 松田幸保
 
認めた鳥キジ、ヒシクイ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ、タシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、オオタカ、ノスリ、コミミズク、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、オオジュリン 計51種 番外シナガチョウ、カワラバト

江戸崎では足元までオナガガモが

江戸崎では足元までオナガガモが

撮影: 松田幸保



近かったオオヒシクイ

近かったオオヒシクイ

撮影: 松田幸保



オオヒシクイを

オオヒシクイを

撮影: 松田幸保



運よく飛んだ

運よく飛んだ

撮影: 松田幸保



飛び去らずに旋回

飛び去らずに旋回

撮影: 松田幸保



再び着地

再び着地

撮影: 松田幸保



神之池では出初式がお出迎え

神之池では出初式がお出迎え

撮影: 松田幸保



やっといたミコアイサ♂

やっといたミコアイサ♂

撮影: 松田幸保



小見川のチュウヒ

小見川のチュウヒ

撮影: 松田幸保